小学一年生が1人で遊びに行っても問題ないのでしょうか。
園児から小学生になると、子供たちは一気に親の手から離れていくように感じますよね。
突然「友達と遊びに行ってくる!」と言われて、戸惑ったり心配になったりした経験はありませんか?早い子だと小学一年生から一人で遊びに行きたがる子もいます。
小学生になって新しい友達が増え、行動範囲も広がり、自分一人で遊びに行ってみたいという気持ちになる子が多いのかもしれませんね。

子供の気持ちを優先させてあげたい一方で、「まだ一人で遊びに行かせるのは早いんじゃない…?」と不安になるのが親の本音。
そこで今回は、小学一年生から一人で遊びに行かせることに対しての意見や、実際先輩ママは何年生から一人で外出させているのか?など、気になる部分をまとめてみました。
小学一年生が1人で遊びに行くのはあり?
小学一年生が1人で遊びに行くのはありかなしかで言うと、個人的にはありだと思います。
とはいっても、いきなり知らないところや遠いところに行かせるのは危険です。
まずは、家の近所の公園・友達の家・校庭など近いところからスタートさせて、一人で遊びに行く練習をしましょう。



しかしこれに関しては、家庭によってルールや考え方がありますよね。
いくら「あり」という意見が多くても、やはりそこは親なので心配です。
また、家の周辺が危険な大通りに面していないか、人通りの少ない道ではないかなど地域性も大きく関係してきます。
交通事故が多い交差点や薄暗い道が身近にあると、親としても行かせるのは非常に心配です。
ここで、先輩ママたちの意見を紹介します。
あり派の理由 | 年上の兄弟と一緒だから 遊ぶ友達が顔なじみで安心だったから 家のすぐ近くだったから |
なし派の理由 | まだ一人で歩く経験が少ないから 交通ルールをきちんと理解しきれていないから どんな友達と遊ぶのか分からないから |
それぞれの理由を見ると、なるほどと感じますよね。
個人差や地域差があるので、一概に「〇年生なら一人で遊びに行くのはOK!」ということは言えませんが、本人が希望していて、なおかつ交通ルールなどをしっかり理解しているなら挑戦させても良いと思います。
何年生から1人で遊びに行かせてる?
先輩ママによるアンケート結果などを見ていると、小学二年生くらいから行かせていたという声が最も多かったです。



その次に「小学一年生から」が多かった印象です。
もちろんアンケートによって結果は様々ですが、低学年から一人で外出させていたという結果がほとんどのアンケートで上位を占めていました。
「小学二年生から行かせていた」という意見の理由としては
- 登下校で一人歩きに慣れてきたから
- 持ち物の管理ができるから
- 時計がしっかり読めて、時間が守れるから
- 交通ルールを理解しているから
- 遊ぶ友達が決まってきたから
などが挙げられます。
何年生から行かせるにしても、「子供がどれだけルールやマナーを理解しているか」「約束事を守れるのか」などのポイントを親子で確かめてから挑戦させましょう!
1人で遊びに行かせるときの注意点
何年生であれ、小学生が一人で遊びに行くのは多少なりとも危険が伴います。
一人で遊びに行かせる際、親が注意すべき点は以下の6点が挙げられます。
- 交通ルールの確認
- まずは近所から
- 家族でルールを決めておく
- 行き先・帰宅時間を出発前に確認する
- 友達の親と連絡先を交換しておく
- 防犯アイテムを持たせる
各項目について詳しくみていきます。
①交通ルールの確認
身の安全を守るには、交通ルールの確認は最も大事なことです。
家の周りの道路や交差点にはどのような危険が潜んでいるか、遊びに行く時間帯の交通量はどのくらいなのかを前もって確認しておきましょう。
近くの公園まで実際に散歩しながら交通ルールを確認し合うのも良いですね。
②まずは近所から
「歩き慣れた道だから大丈夫」と、いきなり1人で遠くまで行かせるのは危険です。
低学年のうちは、まずは近くの公園や友達の家など、近所から1人で歩かせることを始めるようにしてくださいね。
③家族でルールを決めておく
門限、行って良い場所・危険な場所、友達の家にお邪魔した時のマナーなどをあらかじめ家族と話し合っておきましょう。
あと意外に多いのが、遊ぶ場所が途中で変わってしまうこと。
遊んでいるうちに公園から友達の家などに移動してしまい、迎えに行くとその場にいなくて困った!なんてケースも多いようです。
「遊ぶ場所から勝手に移動しない」「移動するなら連絡をする」などのルールも決めておいた方が良いですね。
④行き先・帰宅時間を出発前に確認する
行き先・帰宅時間・遊ぶ相手などはちゃんと確認しておきましょう。
これを聞き忘れると、何かあったときに迎えに行けなくて困ったり、どこの家にいるのか分からなくなったりして困ります。
⑤友達の親と連絡先を交換しておく
万が一何かあったときのために、遊びに行く友達の家のママとは連絡先を交換しておくと良いです。
急用で連絡が取りたいときなどに助かりますし、友達の家庭とのトラブルも避けることができます。
⑥防犯アイテムを持たせる
最近は物騒な世の中になってきたので、小学1年生だからこそ防犯グッズは必須です。
簡単に身に着けられるものだと防犯ブザーがあります。お出かけ用カバンなどに付けておくと、万が一のときに役に立ちますよ。
また、キッズ携帯や子供用GPSを利用している子も増えていますね。



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また、冬は暗くなるのがとても早いので、自分の存在を車に知らせてくれる反射板や光る靴などもあるとさらに安心ですよ。
まとめ:小学一年生が1人で遊びに行くのはあり?何年生から行かせてる?
今回は、小学一年生が1人で遊びに行くのはありなのか?という点についてまとめてみました。
子供はいつか親の手から離れて行きますが、初めて一人きりで遊びに行かせるときはどの親も心配するものです。
しかし親としては、子供の自立心を過度に邪魔することなく、しっかり安全を守って送り出してあげるのが望ましいのかもしれませんね。
個人差・地域差があると思いますので、家族でよく相談・話し合いをしてから挑戦させてみましょう!