防犯ブザーは逆効果なのでしょうか。
防犯ブザーがあると、危険な目に遭ったときに不審者を威嚇したり、周囲に助けを求めたりすることができます。
そのため、ランドセルなどに取り付けて、子供に防犯ブザーを持たせている方も多いと思いますが…実は防犯ブザーは逆効果になる場合もあるんです!
防犯ブザーは一体どんなときに逆効果になるのでしょうか?
また、防犯ブザーを正しく使うためにはどうすればいいのでしょうか?
この記事では、防犯ブザーの使い方や注意点について徹底解説していきたいと思います!
防犯ブザーは逆効果って本当?
防犯ブザーは、一般的には高音で大きな音を出すものなので、この音によって不審者を驚かせたり、周囲の人の注意を引いたりできるため、被害を防ぐ効果が期待できます。
そのため、ランドセルなどに取り付けて子供に防犯ブザーを持たせている方も多いと思いますが、実はこの防犯ブザーの音が逆に不審者を刺激する場合もあるらしいんです…!!
防犯ブザーを鳴らすと不審者に自分の存在や位置を知らせることになるので、不審者に反撃されたりする危険性が高まる場合があります。
また、鳴らし続けている防犯ブザーを持ったまま逃げてしまうと、不審者が音を止めるために追いかけてくるかもしれません。

そうなると防犯ブザーが逆効果になってしまいますよね。
防犯ブザーが逆効果とならないためにも、防犯ブザーを鳴らした後は逃げる方向とは逆に防犯ブザーを投げて逃げるようにしましょう。
逆に投げることで逃げる時間を稼ぐことができ、不審者が音を止めるために自分の方に追いかけてくることがなくなるので安心です。
防犯ブザーは使い方によっては逆効果になる場合も確かにあります。
ですが、そうは言っても大きな音が鳴るのは誰だって嫌なので、防犯ブザーは犯罪を未然に防ぐ効果は十分期待できますよ。



被害に遭う側も、何もない中で逃げるより防犯ブザーが鳴る中で逃げた方が逃げやすいですよね。
特に子供は怖くて声が出なかったり声が小さくて周りにSOSが伝わらない場合があるかもしれません。
そんなときも防犯ブザーがあれば不審者を驚かすことができて周囲に異変を知らせることもできるので、やはり防犯ブザーは持っておくと安心なものだと言えます。
また、防犯ブザーを持っていることが分かるだけで、犯罪を未然に防ぐ効果も期待できますよ。
防犯ブザーの正しい使い方と注意点
では、どうすれば防犯ブザーを正しく使うことができるのでしょうか?
ここでは、防犯ブザーの正しい使い方と注意点について紹介していきます。
- 危険を感じたらすぐに防犯ブザーを鳴らす
- 防犯ブザーを鳴らしたら逃げる
- あらかじめ使い方を練習しておく
- 周りからよく見える位置に取り付ける
- できれば大声で助けを求める
まず、危険を感じたらすぐに防犯ブザーを鳴らしてください。
そして防犯ブザーは時間稼ぎのためのものなので、なるべく長い時間音を鳴らし、防犯ブザーを鳴らしたらすぐ逃げることが大切です。
また、実際に危険な目に遭うと、怖くて手元が震えてしまい、防犯ブザーをうまく鳴らせないかもしれません。
必要なタイミングでサッと鳴らすためにも、あらかじめ使い方をしっかり練習しておきましょう。



防犯ブザーは周りからよく見える位置に取り付けることも大切です。
防犯ブザーを持っていることが分かるだけで、犯罪の抑止力に繋がる場合があります。
カバンの中やポケットの奥に入れていてはいざというときに間に合わないので、手の届く位置に取り付けてくださいね。
ランドセルなら肩ベルトのフックに取り付けるのがおすすめですよ。
ここならすぐに防犯ブザーを使うことができますね!
また、防犯ブザーがただ鳴っているだけだと、周囲は何が起こっているか分かりません。
怖くて声が出ない可能性もありますが、できれば防犯ブザーを鳴らすだけでなく、大きな声で周囲に助けを求めるようにしましょう。
防犯ブザーの選び方
防犯ブザーは、色々な種類や機能がありますが、どんな防犯ブザーを選べばいいのか悩みますよね。
そこでここからは、防犯ブザーの選び方のポイントについてまとめました!



防犯ブザーの音量は大きければ大きいほど良いです!
一般的には100デシベル以上が望ましいとされています。
音量が小さいと周囲に音が伝わらないリスクがあります。
周囲にしっかり異変を知らせるためにも、不審者を驚かせるためにも、音量が大きめの防犯ブザーを選ぶようにしましょう。
こちらの防犯ブザーは130デシベルとジェット機の離陸音と同等の大きさなので、しっかりと周囲に異変を知らせることができますよ。
また、継続して鳴り続けている方が周囲に異常が伝わるので、連続で鳴るタイプの防犯ブザーがおすすめです。



そしていざというときに素早く操作できるよう、できるだけシンプルな操作の防犯ブザーを選ぶようにしてください。
防犯ブザーは基本的に音を出す機能があるだけで十分です。
色々機能があると、その分操作が複雑になってしまうので、誤作動するリスクが高まってしまいます。
こちらは引っ張るだけで音が鳴るタイプなので、ランドセルを背負ったままでも音を鳴らすことができます。
これなら子供でも操作しやすいですよね。
ピンを外すタイプの防犯ブザーもありますよ。
ピンを本体に戻せば音が鳴り止むので、継続して音を鳴らすことも可能です。
防犯ブザーにも色々ありますが、
- 音が大きいもの
- 継続して鳴り続けるもの
- 操作がシンプルなもの
この3つを重視して防犯ブザーを選んでみてくださいね。
GPS端末なら位置情報を把握できます!
子供の登下校が心配で、ランドセルに防犯ブザーを取り付けている方も多いと思います。
でも、いくら家で練習を積んだとしても、いざというときに子供が防犯ブザーを使いこなせるのか?心配になることがありますよね。
特に小学校低学年の子は難しいと思います。



そんなときは、子供にGPS端末を持たせて位置情報を把握するのがおすすめですよ。
防犯ブザーを使いこなすのが難しい子供には、ぜひGSP端末を持たせてみてください。
GPS端末なら持たせるだけなので、ランドセルなどに入れっぱなしにするだけでOK!
スマホのアプリで子供の現在地や移動履歴を確認することができるから、GPS端末があれば異変にすぐ気づくことができますよ。
位置情報が分かるだけで親は安心できますし、いざというときに警察に相談しやすくなります。
子供の安全を守るためにも、ぜひGPS端末を持たせることも検討してみてくださいね。
>>>子供にGPSを持たせるメリット・デメリットはこちらの記事で紹介しています
まとめ:防犯ブザーは逆効果?正しい使い方と注意点を徹底解説!
防犯ブザーは逆効果になる場合もあります。
ですが、防犯ブザーを持っていることが分かるだけで不審者が警戒する可能性がありますし、大きな音が鳴れば嫌がって逃げる可能性も高いです。
正しい使い方をすれば防犯ブザーは犯罪を未然に防ぐことができて効果的ですよ。
正しい使い方と注意点を守って、防犯ブザーをうまく活用してくださいね。