スマホは小学生に持たせるには早いのでしょうか。
スマホは便利なツールですが、小学生に持たせるにはまだ早いという考えもあります。
実際、スマホの使い過ぎは、目や脳の健康、睡眠の質、学習能力、コミュニケーションスキルなどに悪影響を及ぼす可能性があると言われているんです。
また、小学生はネットリテラシーが低いので、ネット上の危険やトラブルに巻き込まれるリスクもあります。
やはりスマホは小学生には早いのでしょうか?
今回は、スマホを小学生の子供に持たせるデメリットや悪影響についても詳しく紹介していきます。
スマホは小学生には早い?
最近では、小学生でもスマホを持っている子が増えてきました。
実際、小学生の35.9%が子ども専用の端末を利用しているんだそうです。
確かにスマホは便利なものですが、小学生にとって本当に必要なものなのでしょうか?

個人的には、スマホは小学生には早いと思います。
特に低学年は、敢えて持たせる必要がないと思っています。
スマホは便利なツールであり、教育やコミュニケーションのうえでも確かに役立ちます。
でも、スマホには様々なリスクがあるんですよね。
- 目や首の痛み、肩こりなどの健康被害
- 睡眠不足や生活リズムの乱れ
- インターネット依存やゲーム依存の発生
- 個人情報の漏洩やサイバー犯罪の被害
- いじめやトラブルの発生
スマホにはゲームや動画、SNSなど、魅力的なアプリがたくさん入っていますよね。
そのため、スマホを持たせると使用する時間が自然と増えてしまい、睡眠不足・運動不足になる可能性があります。



中にはスマホ依存が原因で学力が低下したり、不登校になることも…。
スマホ依存症に一度なると、なかなか回復するのが難しいことも実は問題になっているんです。
これらの問題は大人でも起こり得ることですが、小学生はまだ自己管理や判断力が未熟なため、より深刻な影響を受ける可能性が高いです。
小学生の子供にスマホを持たせるなら、スマホ依存症にならないようスマホの時間を制限するなどの対策をきちんとしていきましょう。
また、スマホを持つことで、本来楽しむべき子供ならではの遊びや体験が減ってしまうという懸念もあります。
やはり子供は、めいっぱい体を動かして遊ぶことも大事です。
そのため、特に小学校低学年の子はスマホを持たせる必要はないと考えています。
自己管理や判断力がついてきた高学年になったら、スマホを持たせることを検討してみてもいいかもしれないですね。
スマホを小学生に持たせるデメリットや悪影響とは?
では、スマホを小学生に持たせると、具体的にどのようなデメリットや悪影響があるのでしょうか?
ここでは、主なデメリットや悪影響をいくつか紹介していきます。
目や首の痛み、肩こりなどの健康被害
スマホを長時間見続けると、目に負担がかかります。
実際、目が乾燥したり、充血したり、ピントが合わなくなったりする「スマホ目」と呼ばれる現象があらわれ、視力低下や近視の原因になることもあるんです。



また、スマホを見る姿勢は、首や肩にも負担を与えるんですよね。
首を前に曲げると、頭部の重さによって首の筋肉や関節に圧力がかかります。
これは、「スマホ首」と呼ばれる現象です。
スマホ首は、頭痛や肩こりだけでなく、姿勢不良や背骨の変形などの重大な問題を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
睡眠不足や生活リズムの乱れ
スマホを寝る前に使うと睡眠の質が低下します。
スマホから発せられる青色光は、脳に昼間であるという信号を送ってしまうんですね。



これにより、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制され、眠りにつきにくくなってしまうんです。
また、スマホに夢中になってしまうと、つい寝る時間を忘れてしまったり、朝起きられなくなったりすることもありますよね。
その結果、睡眠不足や生活リズムの乱れを招くことになり、免疫力の低下や学習能力の低下などの問題を引き起こしてしまうんです。
インターネット依存やゲーム依存の発生
スマホはインターネットやゲームにアクセスできる便利なツールですが、それが逆に罠になることもあります。
インターネットやゲームは、無限に情報や刺激が提供されるため、ついやめられなくなってしまうんです。



これは、インターネット依存やゲーム依存と呼ばれる現象です。
インターネット依存やゲーム依存は、脳の報酬系に影響を与え、快楽を求める行動を繰り返すようになります。
これにより、現実の生活や人間関係がおろそかになり、精神的な不安や孤独感が増加することもあるんです。
個人情報の漏洩やサイバー犯罪の被害
スマホは個人情報を多く含むデバイスです。
名前や住所、電話番号やメールアドレス、写真や動画などのデータが保存されていますよね。
これらの個人情報は、スマホを紛失したり、不正なアプリをダウンロードしたりすることで漏洩する可能性があります。



小学生だと、スマホを紛失する可能性が高いです。
また、知らないうちに不正なアプリをダウンロードする可能性もありますよね。。
インターネット上では、悪意のある人や組織が個人情報を盗んだり、詐欺や脅迫などのサイバー犯罪を行ったりすることもあります。
これらの被害に遭うと、金銭的な損失やプライバシーの侵害はもちろん、それによって精神的なトラウマを抱える可能性もあるんです。
いじめやトラブルの発生
スマホは友達や家族と連絡を取ったり、SNSで交流したりすることができるので、コミュニケーションツールでもあります。
しかし、コミュニケーションは必ずしも円滑にいくとは限らないですよね。
例えば、
- メッセージの誤解や言い合い
- SNSでの誹謗中傷や嫌がらせ
- スマホを使ったいじめや暴力
- スマホを巡る友達関係の争い
こういったちょっとした誤解や言い合いによってトラブルになる可能性もあります。



このようなトラブルにより、子供がストレスを抱えてしまうリスクがあるんです。
スマホの代わりに持たせたいおすすめの商品を紹介
スマホは小学生に持たせると、デメリットや悪影響があります。
しかし、子供に全く連絡手段を持たせないのも不安ですし、時代に取り残されるのも心配ですよね。
そこでここからは、スマホの代わりに持たせたいおすすめの商品を紹介していきます!
GPS端末
GPS端末は、スマホを持たせるにはまだ早い小学校低学年のお子さんに特におすすめの商品です!



私も1年生の子供に持たせていますが、低学年の子に持たせても安心なのでかなり重宝していますよ♪
GPS端末は基本的に位置情報を把握するだけなので、子供が操作をすることはありません。
ですが、子供から親のスマホに通知がいくような機能が搭載されているGPS端末もあるので、子供から親に連絡が取れるという意味ではぜひ持たせたい商品です!


例えば我が家が実際に使っているあんしんウォッチャーは、真ん中にあるボタンを約3秒押すだけで、親のスマホに通知がいくようになっています。
この機能がさりげなく便利で、例えば習い事が終わったタイミングで子供にボタンを押してもらえば、その通知が届いてから迎えに行くことで子供とのすれ違いを防ぐことができますよね。
あんしんウォッチャーはボタンが1つしかなく、できることはかなり限られてしまうのですが、だからこそ低学年の子供にも安心して持たせられるというメリットがあるんです!
あんしんウォッチャーはどんなGPS端末なのか知りたい方は、以下の口コミ記事に詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてくださいね。
キッズケータイ
キッズケータイは子供向けに作られた携帯電話で、以下のような特徴があります。
・親や緊急連絡先としか通話できない
・インターネットやSNSなどが使えない
・GPS機能で子供の居場所が分かる
・防水や耐衝撃などの耐久性が高い
GPS端末は基本的に子供の位置情報を把握するものですが、キッズケータイはそれだけに留まらず、親子間でコミュニケーションを取れるところが魅力です!
インターネットやSNSが使えないので、安心して子供に持たることができますね♪
また、キッズケータイは月額料金も安く、初期費用も無料や割引となることが多いです。
キッズケータイはドコモやauなど大手携帯ショップで取り扱いがありますよ。
タブレット
タブレットはスマホよりも大きな画面で、インターネットや動画などが楽しめるデバイスです。
タブレットには、以下のような特徴があります。
・Wi-Fi環境が必要で、外で使うことが少ない
・親が子供のタブレット使用状況を管理できる
・教育や学習に役立つアプリやコンテンツが豊富
タブレットはスマホと違って外出時に持ち歩くことが少ないため、目や首の痛みなどの健康被害を防ぎやすいのが特徴です。
また、親の方で子供のタブレット使用時間やアプリの制限などの設定ができるため、依存性やトラブルをあらかじめ防ぐこともできます。
さらに、タブレットには、子供の学力や知能を高めるアプリやコンテンツがたくさん入っていることも多いんです♪
タブレットは例えば以下のようなものがありますよ。
・Appleの「iPad」
・Amazonの「Fire HD 8 キッズモデル」
・Googleの「Pixel Slate」
ちなみに我が家は、子供が未就学児のときからAmazonの「Fire HD 8」というタブレットを家で使わせています。
画面が大きいのでスマホを使わせるより安心感がありますよ。
スマホデビューはいつから?
では、スマホデビューはいつからするべきなのでしょうか?
子供のスマホデビューは家庭によって判断が異なります。
一般的には、小学校入学~6年生まではキッズケータイを持たせる方が多く、小学校6年生~中学校くらいのタイミングでキッズ携帯を卒業し、スマホデビューをする傾向があるようです。



スマホデビューは中学3年生が最も多いというデータもあるみたいですよ!
なぜ中学生になるとスマホデビューをする子が多いのかというと、
- 部活や塾などで外出する機会が増える
- 友達とのコミュニケーションや情報収集でスマホが必要になる
- 中学生になると自己管理や判断力が向上する
このように、中学生になるとスマホが必要になる場面やメリットが増えるからなんですね。
また、中学生になるとスマホの使い方を自分でコントロールできる能力も高まります。
そのため、スマホデビューは中学生になってからが適切だと言えるんです。



ただし、中学生でもスマホを持たせるリスクは変わらずあります。
子どもとスマホ利用のルールを決めたり、フィルタリングの設定を行ったりなど、十分な事前準備をしてから使わせてみてくださいね。
まとめ:スマホは小学生には早い?子供に持たせるデメリットや悪影響は?
今回は、スマホは小学生には早いのか、子供に持たせるデメリットや悪影響についてお話ししました。
どのタイミングでスマホを持たせるかは家庭によって異なりますが、個人的には小学生に持たせるのは早いと思っています。
スマホを小学生に持たせると、健康や成長に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
そのため、小学生にはスマホではなく、キッズケータイやタブレットなどを持たせることをおすすめします。



低学年のうちはGPS端末でも十分ですよ♪
スマホデビューは中学生になってからすることをおすすめします!
中学生にもなれば安心して持たせることができますよ。